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2 4年生までの学習について

4年生までの学習での重要ポイントは次の8つです!

※このポイントは学校を問わず低学年~中学年には共通していると創学社では考えています。

1つ、勉強に対する姿勢をつくること
2つ、効果的な学習計画をたてること
3つ、正しく教わること
4つ、熱意を持った指導を受けること
5つ、有効な反復・継続学習をおこなうこと
6つ、楽しく学習すること
7つ、丁寧さを身につけること
8つ、自分で考える「頭」をつくること

教科の優先順位(学習時間の配分)としては、国語⇒算数⇒社会・理科(順不同)と考えてよいでしょう。もちろん個人差はあります。

家庭での学習時間を多く取りすぎる必要はありません。

3年生までの勉強で大切なことは、「集中して勉強する」という感覚を本人がつかむことです。 また、一方通行(受け身)の勉強に偏りすぎると、自分で考える習慣がつきにくくなります。

知識を増やしていくことは必要ですが、この時期には「考える」訓練を意識して勉強することが重要です。

<国語>

国語は家庭での言語環境に大きく左右される教科です。

また算数と異なり、実力がどの程度あるのかがはかりにくい教科です。

さらに力をつけるために、何をどの程度、どんな方法でおこなえばよいかがわかりにくい教科でもあるのです。それゆえ手をこまねいたまま、「苦手」を高学年まで引きずることが多いのです。

学校では、低学年からていねいに漢字・語句・言葉のきまりを学習します。
白百合の国語の授業は徹底的に基礎力を鍛えてくれる内容です。

テスト(漢字も含めて)は頻繁に実施されますが、難解なものではありません。
「悪くとも90点」を目安に、学校の勉強をきちんと自分のものにしていくことです。国語の基礎がしっかりと築けるかどうかが高学年の国語に影響してきます。

勉強方法について申し上げれば…
やはり教科書の音読・黙読を徹底的におこなうこと

音読は傍にお母様がいる状況が望ましいと思います。
音読は書いてある内容を自分の頭の中に取り入れて理解すると同時に、お母様に理解してもらうよう声に出して読むわけです。
つまりインプットとアウトプットを同時におこなう行為です。
音読と黙読を繰り返し行うことをおすすめします。

また、計画的に語彙を増やしていくことも大切です。

語彙増強のための教材を最近では書店で多くみかけるようになりました。
これらを使って教科書以外の言葉をどんどん増やしていくことも一つの方法です。
語彙を豊富にしていくことは、読解力向上につながり、6年生の復習テストや入試の準備になるということなのです。

参考書・問題集は1~2年生のうちは特に必要はないと思いますが、中学年では、ウィンパス、ピラミッドなどがお薦めです。
難しい問題にチャレンジということであれば、最レベやトップクラスなどもいいでしょう。

<算数>

算数は4年生になるまでに、計算力を安定させることが重要です。

白百合の場合、4年生から算数の得意・不得意がはっきりしてくるケースが多いと感じます。
「数のさばき方」が下手であることが原因で、算数に苦手意識を持ってしまう生徒さんが多いはずです。

単純な例をあげれば、次のようなケースです。

10000-1は即答できるのですが、10000-11になると、一呼吸空いてしまう。
さらに1000000や100000000などをすぐに読めない。
25×4=100と知っていても、125×8=1000はわからない。
さらに125×3×8=3000となると、125×8=1000を知らないために、そのまま計算をして時間をロスしてしまう。

小数が苦手だ、分数が嫌いという生徒さんで、整数の計算が上手だという生徒さんは少ないはずです。

数のさばき方が下手なまま小数、分数を習っても、なかなか算数が上達していきません。5年生、6年生での算数苦手の原因は4年生までの「数のさばき方」にあることが多いのです。

図形では、「図形の性質」「正方形と長方形の面積」の問題を数多くこなしておくとよいでしょう。5年の図形学習の基礎固めができるからです。

<理科>

4年生迄で重要なことは、次の3つです。

学校の授業でおこなった内容を、わかりやすく丁寧にノートにまとめること。
適切な問題集で練習し、テストで結果を出すこと。
興味のある単元は積極的に掘り下げること。
については、高学年の勉強に直結するたいへん大切な勉強です。

自宅用のノートを作成するときに、重要なことがらを理解・確認しながら、まとめていくことがポイントです。

単にきれいなノートをつくるだけで終わらせてはなりません。

授業で学んだ「観察」や「実験」の意味を考えながらノートづくりを進めていきましょう。

4年生までに自分にわかりやすいノートをつくることができるようになっていると、高学年の理科学習はたいへん有利になるはずです。

自分にわかりやすいノートとは、見直した際に内容をきちんと思い出せるノートであることは言うまでもありません。

単元ごとにまとめ方が全く異なるようなノートでは復習もやりにくいと思います。

テストで結果を出すためには、練習問題を多く解くことも大切です。

学校で配布される問題集以外に同レベルの問題集を2冊ほど準備しておくことをお勧めします。

新演習標準編、ピラミッド、ウィンパスなどが基本的な練習には適しています。

難しい問題にチャレンジしたい場合は、新小学問題集、実力練成テキストもやりがいのある問題集です。

学校で学習した単元の復習として上手に使えば、テスト前に弱点を発見することもできるはずです。

興味のある単元であれば、インターネットを最大限に利用して、学校の学習を自分なりに掘り下げてみるのもいいでしょう。

「月と星」などはウェブ上でたいへんわかりやすい動画などを見つけることができます。

図鑑も侮りがたい存在です。

受験研究社の「スーパー理科辞典」はたいていの疑問を解決できます。

たいへん詳しい内容のため、知りたい事柄を深めることにも役立つことでしょう。

<社会>

5年生からいきなり難しくなる教科ですが、4年生まではさほど難しい内容ではありません。

もちろん、「ゴミ」「水」「地域の環境」など、決しておろそかにできない内容ではありますが、テストで苦労することはないはずです。

学校の授業をしっかり聴いてノートを取っていれば、よく理解できますし、テストで点数は取れます。

むしろこの時期は、「5年生の準備学習」を提案します。

3年生ころから、5年生の日本地理に向けて準備を始めるとよいでしょう。

難しいことを予習する必要はありませんが、日本地図を早めに頭に入れておくと、あとが楽です。

5年生の本格的な地理学習が始まる前に、覚えておいたほうがよいことがあります。

それは、都道府県、県庁所在地、さらに河川、山、山地・山脈、平野・盆地、湖、島、半島、湾、海峡などの名称と地図での位置です。

これらを覚えているかいないかで、5年生の社会の勉強がたいへんスムーズになるのは間違いありません。

なるべく楽しんでおこなうのが低学年からの暗記学習のコツです。

最近では、歌って覚える教材やクイズ(ゲーム)形式で覚えていく教材など、様々なしかけのある面白いものが販売されています。

遊び感覚で学べるため、これらを利用するのもよいかもしれません。

ウェブをチェックすると、日本の自然の美しさが感じられる画像も多いため、暗記に役立つこともあるでしょう。(四万十川や琵琶湖、阿蘇山などは素晴らしい画像がたくさんあります)

3~4年生で、日本地理の準備をできるだけ楽しんでおこなうことをお勧めします。

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